美術の本ってたくさんありすぎて、どれがいいのかわからないですよね?
しかもジャンルが細かく分かれているので、何冊も買わなきゃいけない気がしませんか?
私はこう思いました。美術の教科書みたいな本ってないの?

あるよ。
そう、あるんです。
キュレーター経験もある超有名な小説家、
原田マハ先生がオススメする超有名な美術史の本があるんです。

その名も【美術の物語】。
あえてかみ砕いていうなら、
アートが本当に本当に大好きなおじさんが、かっこつけずに、情熱をもって書き上げた大傑作です。
【美術の物語】を読めば、
美術史上重要なムーブメントが並ぶ年表が頭の中にできあがりますよ。

やっと読み終わったので、レビューしていきますね。
【美術の物語】のレビュー①|本の特徴
【美術の物語】の作者は、美術史家のエルンスト・H・ゴンブリッチです。

ゴンブリッチ先生、本当に本当にアートが大好きなんです。
【美術の物語】の特徴は、専門用語をほとんどつかわず、徹底して簡単な文体で書かれていることです。
しかも一貫して、自分の考えを押しつけません。
ゴンブリッチの美術史家としての膨大な知識量が伝わってくるにもかかわらず、です。

アートの魅力を広めたい、、、
【美術の物語】からは、アートへの愛と、執筆にかける情熱が伝わってきます。
だからこそ、最後まで自分自身の感性のフィルターを通して、美術史を学べます。
しかも堅苦しい説明ではなく、ストーリーとして書かれているので、アーティストに共感すら湧いてきますよ。
【美術の物語】のレビュー②|読んだらどうなる?
たとえば私は、ラファエロやミケランジェロといった有名な画家を知っていても、
何がすごいのかも知らないし、作品と画家も一致しませんでした。

【美術の物語】を読めば、体系的に学べるよ。
体系的と書いたのは、美術史を通して作品を知るだけでなく、
アートが紀元前から現代まで繋がっていることを学べるからです。
時代ごとに独立したアートが誕生しているわけじゃない。それを学ぶのは、興味深い経験でしたよ。

美術史におけるムーブメントの背景を含めて、時系列で理解できる!
【美術の物語】のレビュー③|読みたい方へ、注意点。
【美術の物語】を読みたい方へ、注意点をいくつか書きます。
まず、【美術の物語】は文章を図版が分かれており、文章パートは500ページにも及びます。
しかも会話文はなく、ページいっぱいに書かれているので、あまり読書をしない方には、ハードルが高いかもしれません。

美術史の本としてはかみ砕かれているけど、それなりの読解力は必要かも。
また、たくさんの絵を知ることができますが、
鑑賞を楽しみたい方は、画集を購入するのがオススメです。

たとえばフェルメールの絵は1点だけだよ。
超有名画家の絵を鑑賞しまくる、っていう本ではないかな。
ちなみに西洋の美術史を中心に書かれています。
浮世絵はジャポニスムの回でしか掲載されませんし、横山大観と行った日本画家も出てきません。
ただし、あくまで注意点であり、欠点としては書いていません。

【美術の物語】は、疑いようもなく、大傑作でしたよ!ゴンブリッチ先生!
まとめ
記事のポイントをまとめますね。
- 専門用語がほとんどつかわれていない。
- 簡単な文体で、ストーリー形式で美術史を学べる。
- ラファエロやミケランジェロといった、有名な画家の凄さがわかる。
- 美術史のムーブメントを、時系列で学べる。
- ゴンブリッチ先生の愛と情熱が半端じゃない。
- 原田マハ先生もオススメしてる。
今回は美術の入門書としてピッタリの本を紹介しました。
もしも実際に美術館を訪れてみたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

美術館の帰り道も、特別な時間を過ごしてくださいね。
これからも、アートに関する記事を書いていくのでよろしくお願いします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
またね!

